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2024.09.25 スタッフブログ

知識0でも分かる!家づくりに欠かせないUA値・C値とは?🏡

皆さんこんにちは!詳細設計とWeb広報を担当している天野です💻

私はWeb広報の仕事の一環で公式Instagramを運用しているのですが、投稿の中にも伸びる投稿伸びない投稿があります。皆さんが「この投稿を後で見返したい!」という事で保存という機能があると思うのですが、よく保存される投稿がオシャレな内装もあるのですが、一番多いのが性能の説明だったり品番紹介○○は本当に必要か?など家づくりに必要な内容が良く保存されており、ユーザーさんがご自身の端末で専門的な情報を得られる時代になったんだなあと感じております。

家づくりのヒントや難しい性能の説明、施工事例など掲載しておりますので是非フォローしていただけますと幸いです!

さて、今回はそんな家づくりの性能について調べていると一度は目にするであろう「UA値」「C値」についてご説明させていただきます!性能値なので詳細まで話すと計算式など出てきてかなり専門的な話になってしまい「?」となってしまうと思うので今回はこれだけわかればとりあえず大丈夫!という最低限なラインまでにしたいと思います!👍

UA値とは?

UA値(外皮平均熱貫流率)とは、建物全体の断熱性能を指す指標です。一般的にはこの数値が0に近いほど外からの熱が入りにくく、室内の熱が逃げにくい断熱性能が高い家という事になります。つまり、夏は涼しく冬は暖かい快適な住まいには必要不可欠な要素なのです🏡

UA値と省エネ基準の罠

このUA値を基準に、国土交通省が日本の温度や気候に応じて「○○市はこのぐらいだよ~」とUA値による等級を規定しています。実はここに一つ罠が隠れているのです。

これは国が定める静岡県(県内でも6地域と7地域があるが区分は同じ)の省エネ基準なのですが、現状UA値0.26が最高等級の断熱等級7となっております。これを見て「じゃあ0.26が一番いいんだ!」となった方はちょっと待ってください!

まず知っておきたいのが、断熱施工のみだと太陽熱の約75%を防ぐことができず、遮熱にも力を入れてあげないと断熱材の性質と熱の性質上、夏場の車内の様な密閉された暑い空間のような状態になってしまうということです😨

この原理に関しては過去のブログで説明していますので気になった方は是非ご覧ください!

快適な夏を過ごすための家づくり:高断熱高気密の隠れたリスクとは?

上記の様にスペック上ではUA値0.26で最高等級だけども、いざ暮らしてみると全然快適じゃないという現象が起こりうるという事なんです。

また、UA値の0.6以下はほとんど体感できないレベルだと言われており、最高等級にする費用を考えると費用対効果が非常に悪くなってしまいます。でしたら他の遮熱や構造の強化などに予算をかけ、数値上では0.6でZEH(ゼッチ)住宅基準かもしれませんが、ZEH基準以上の快適さをご提供するために弊社ではUA値は0.6前後で施工しております!
※お客様のご希望で最高等級にすることも可能です。

C値とは?

C値(相当隙間面積)は家の「気密性能」を表します。簡単に言うと、家全体の隙間がどのぐらいあるかを表した数値で、こちらもUA値同様0に近いほど良いです。C値が低いと冷暖房の効果が外気に逃げにくいので冷暖房の効率が上がり、光熱費の削減にも繋がります!👏

弊社では平均C値0.458で施工しており、これは家全体の隙間を集めてもスマートフォンの約半分のサイズしかないという計算になります。

特に静岡は最近夏場が非常に暑いので常にエアコンをつけていると思います。C値が低さも快適な暮らしには大きく関わってくるポイントです。

いかがでしょうか?UA値とC値は両方とも快適な家づくりにはかかせない指標です。しかし、数値が低ければ低いほど良いとは一概には言えないのです。遮熱は大丈夫ですか?高気密だと結露が心配ですが木材は大丈夫ですか?このように数値では見えない所も快適な家づくりには必要なポイントです。

性能の事をもっと詳しく聞きたい、家づくりのことで相談をしたいなど些細な事でも構いませんので気になる点がありましたら是非一度ご相談ください!😊

ライター:詳細設計・Web広報 天野

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