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補助金を活用してお得に家づくり!子育てグリーン住宅支援事業とGX志向型住宅とは🏠
皆さんこんにちは!詳細設計とWeb広報を担当している天野です💻
ここ最近SNS等で手軽に家づくりに関する情報を集めやすくなりましたよね。間取りやデザインのアドバイスだけでなく、住宅性能の話や補助金の話など詳しいところまで簡単に情報が得られる時代になり家づくりを検討している方からしたら良い時代なのかなあと思います。
今回はSNSで知っている人もいるかもしれませんが、「子育てグリーン住宅支援事業」と「GX志向型住宅」についてご説明しようと思います!🏠
どちらも今の時代の家づくりにはかかせない単語であり、お得に家づくりをできるチャンスですので是非ご覧ください!なるべく難しい単語は使わずにご説明させていただきます。

2025年の住宅補助金はこれ!
2024年は「子育てエコホーム支援事業」が家づくりの大きな補助金でした。この補助金は子育て世帯or若者夫婦世帯に最大100万円の補助額でした。
2025年はその後継事業として「子育てグリーン住宅支援事業」が開始となります!
今回の補助金は前回と違い、条件を満たせば世帯の制限関係なくすべての世帯が最大160万円の補助額を受けられる非常に大きな補助金制度となっております!💰
子育てグリーン住宅支援事業の条件とは
今回の子育てグリーン住宅支援事業の対象条件は以下になります。
対象となる世帯 | 補助対象住宅 | 1戸あたりの補助額 |
すべての世帯 | GX志向型住宅 | 160万円 |
子育て世帯・若者夫婦世帯 | 長期優良住宅 | 80-100万円 |
子育て世帯・若者夫婦世帯 | ZEH水準住宅 | 40-60万円 |
今回GX志向型住宅という新しい補助対象住宅が対象となり、すべての世帯が最大160万円も補助金を受けられるのは非常に嬉しい内容となっています!
ではそのGX志向型住宅とはどういった内容なのでしょうか?🤔
GX志向型住宅とは
「GX志向型住宅」とは、高い断熱性能と高効率給湯器などの設備の導入により一次エネルギー消費量を削減し、太陽光発電など再生可能エネルギーを活用して一次エネルギー消費量の削減率100%以上を目指す住宅です。
具体的には
- 断熱等性能等級「6」以上
- 再生可能エネルギーを除いた一次エネルギー消費量の削減率「35%以上」
- 再生可能エネルギーを含む一次エネルギー消費量削減率「100%以上」
- 高度エネルギーマネジメントの導入
となります。
難しすぎてわからない!という方のために一つずつわかりやすく解説していきます!👍
なお、わかりやすいように簡略化して説明しているので、詳しく知りたいという方はお調べください。
①断熱等性能等級「6」以上
これは家の断熱性能を表す数値で、全7段階のうち6以上(数字が大きい方が高性能)ということで非常に高い数値が求められています。
これは都道府県ごと違うのですが、静岡県で言うと「HEAT20 G2」仕様以上が対象となります!
② 再生可能エネルギーを除いた一次エネルギー消費量の削減率が35%以上
これは高効率のエアコンや給湯器、LED照明等を使用し、一次エネルギー消費量(暖冷房、換気、給湯、照明など住宅で使うエネルギー消費量)を削減する必要があります。簡単に言いますと、使用するエネルギーの量を、住宅の仕様から計算して算出された基準一次エネルギーから35%以上減らしましょうねという事ですね。
③ 再生可能エネルギーを含む一次エネルギー消費量の削減率が100%以上
これは②で使用したエネルギー量以上の再生可能エネルギーを作ってねということ。すなわち削減した一次エネルギー消費量②と生成した再生可能エネルギー量③によって、基準一次エネルギー消費量の削減率が100%以上となることが求められます。
これには太陽光パネルの設置がほぼ必須となります☀
④ 高度エネルギーマネジメントの導入
高度エネルギーマネジメントとは、住宅内の家電や設備などを制御できる「HEMS(へムス)」の機能のことを指しています。
HEMS(ヘムス)とは、「ホーム・エネルギー・マネジメント・システム」の略で、家庭内の電気やガスの使用状況を“見える化”し、エネルギーを効率よく使うための管理システムのことです🔍
たとえば、「いまどの家電がどれくらい電気を使っているか」「1日にどのくらいの電力を消費しているか」といった情報を、スマートフォンやモニターで確認できます。また、エアコンや照明などの家電を自動で制御したり、太陽光発電や蓄電池と連動して、電力の使い方を賢く調整することも可能です。
②と③が難しかったかもしれませんが、要するに住宅を高性能にし、消費するエネルギーを高性能な設備を利用し削減しつつ、太陽光パネルで再生可能エネルギーを生み出す、そのエネルギーをHEMSで見える化する。といった内容になります。

GX志向型住宅にすると良いこと
建物の価値が高くなる!
今までの長期優良住宅やZEH住宅など、性能が良いことから補助金や減税の対象となっていました。
それら以上のGX志向型住宅はさらに価値が高くなり様々な助成の対象となる可能性が高いです!
日々の出費が安くなる!
家自体の性能が良いので、冷暖房設備の頻度が少なくなり光熱費の削減に繋がります!
また、炭素税など今後CO2への負担が大きくなる将来、支出が少なく抑えられる可能性も秘めています。
対象外になってしまう条件は?
- 土砂災害特別警戒区域(通称レッドゾーン)
- 災害危険区域
- 延べ床面積が50㎡~240㎡に属さない住宅
- 市街化調整区域かつ土砂災害警戒区域または浸水想定区域
特に赤字の部分は該当地域が多いので各市町村のハザードマップにて確認しましょう!🔍
補助金を活用してお得に家づくり
いかがでしたか?子育てグリーン住宅支援事業がどれだけお得でどんな内容かざっくりでも分かっていただけましたでしょうか。
NetsDesignではGX志向型住宅の性能条件を満たす住宅をご提供できます!
予算額も限られていますので、「補助金を詳しく聞きたい」「この機会に家づくりを検討したい」など是非私たちにご相談ください!✨
ライター:詳細設計・Web広報 天野