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住宅ローン利用の前にやってはいけない!その②
こんにちは。営業の長谷川です。
2025年もスタートしてもう1ヶ月が過ぎようとしています。月日が過ぎるのがとても早く
感じています。
前回はその①として「カーローンなど他のローンは利用しない!利用していれば事前に完済を!」
と締めくくらせて頂きました。
今回は続いて、「ブラックリスト」と「健康状態」についてお話します。

まずはブラックリストです。

ブラックリストとは信用情報機関の登録された過去のお金に関する事故の記録の事です。
例えば、個人の借金を半年も滞納していたり、債務整理等をした場合に、信用情報機関に記録
されます。
「リスト」と言われると、お金に関してやばい人の個人名が一覧で羅列されていそうなイメージが
しますが、そのような一覧のリストがある訳ではありません。
ただ、この信用情報機関の記録に返済滞納期間の程度や債務整理等によっては「異動」という文字が記録されたらちょっとやばいかもしれません。
住宅ローンの審査をする際には各金融機関は金融事故に関する個人情報を調べます。
この時に「異動」が確認されれば、かなりネガティブな状態になります。
このブラックリストですが、支払いを忘れていて1回遅延した程度では記録されません。
債権者にもよってです違いはありますが、借金の返済については以下の場合にブラックリスト入り
する可能性があります。
① 概ね2か月以上返済を遅延した場合
② 3か月連続で支払いを遅延した場合
③ 何か月も督促状が届いてから返済している場合
などです。その他にも債務整理をしたり、代位弁済となった場合もブラックリスト入りします。
しかし、借金の返済遅延については永遠に記録される訳ではありません。完済後、一定期間経過する
とその記録は削除されます。完済から5年とか言われていますが、信用情報機関によって様々です。
もし、過去に滞納した事があり完済しているけど、もしかしたら・・・と思っている方は
「信用情報開示制度」を利用してスマホなどでも開示請求ができます。1000円程度かかります。
主な信用情報機関は3つあります。
・JICC ・・・消費者金融等の貸金業者
・CIC ・・・クレジットカード会社等
・KCS ・・・銀行、信用金庫、農協 等
開示請求した過去の滞納が出てきた場合は我々の様な建築会社や銀行に一度相談される事を
お勧めします。何年も前の場合、住宅ローンが利用できるには〇年後位と等のお話が出来るかと思い
ます。
次に「健康状態」についてです。

住宅ローンを理由する多くの場合、団体信用生命保険への加盟が条件となります。
これは、もし住宅ローンの利用者が死亡した時に生命保険で住宅ローンを完済する制度です。
その為、生命保険に加盟できなければ住宅ローンは利用できないという事です。
住宅ローンを利用する方は健康でなければなりません。
しかし、絶対に完全な健康体で無ければならないという訳ではありませんので持病をお持ちの
方は建築会社や金融機関に相談をして下さい。
確実に団体信用生命保険に加盟できない方はフラット35を利用するのも手です。
フラット35は団体信用生命保険への加盟は任意だからです。
しかし、万が一、住宅ローンの利用者が死亡した場合、相続した方が住宅ローンも相続します
ので大きなリスクとなります。もし健康上に問題の有る方でフラット35を利用しても、
「引き受け基準緩和型保険」という生命保険もありますので、そのような生命保険への加盟を
お勧めします。
今回はブラックリストと健康状態についてでした。
次回は「職業や勤めている会社」と「購入しようとしている土地や建物の価値」について
お話します。
営業の長谷川でした。