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鉄骨階段(スチール階段)
こんにちは。設計の戸石です。
本日は、鉄骨階段(スチール階段)のデザインについてお話したいと思います。ひとえに鉄骨階段と言っても、最近では様々なデザインがあります。段板の奥が筒抜けなので、スケルトン階段と呼ばれることもありますね。弊社では、その中でもなるべくシンプルで、なるべくコストのかからないデザインの鉄骨階段をご提案しています。弊社で施工した鉄骨階段の一部をご紹介します。
上の写真は、弊社で一番採用の多い鉄骨階段です。段板の両サイドのササラと呼ばれる部分を鉄骨とし、手すりも装飾を極力無くし、ザ・シンプルなデザインとしています。見た目もシンプルですが、製作する際も形状がシンプルなのでコストも抑えられて、デザインとコストのバランスのいい階段となっています。
上の写真は、イナズマ階段と呼ばれる、ササラ部分をギザギザにカットしたようなデザインの階段です。シンプルの中にも存在感を醸し出すスマートな階段です。先ほど出てきた直線のササラの階段より製作手間と材料費もUPし、少しコストはあがりますが、インパクトがあるデザインが好きな方にはおすすめな階段となります。
上の写真は、1本の鉄骨の角柱に段板を乗せたようなデザインの階段です。段板が浮いているような感じのデザインで、よりフロート感があります。材料費がかかるので少しコストは上がりますが、解放感があがりますし、存在感のある階段となっております。
上の写真は、手すりだけ鉄骨にしたパターンです。鉄骨手すりとステンレスワイヤーを使ったシンプルなデザインです。手すりを鉄骨にするだけでも、デザイン性はありますし、開放感もあり、階段下も収納にでき、コストを押さえられるといったメリットがあります。
以上4種類の施工例を本日はご紹介しました。
鉄骨階段は、デザインの自由度が高いので、いろいろな形が表現できるのがいいですね。室内のアクセントにもなりますし開放感もあっておすすめです。それではまた次回お会いしましょう。
設計 戸石英太