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2024.11.18 スタッフブログ

FIX窓のある暮らし|初心者でもわかるポイント解説🏡

皆さんこんにちは!詳細設計とWeb広報を担当している天野です💻

早いものでもう11月も終わろうとしています。私事ですが、NetsDesignに入社して1年が経過しました。1年前の自分はまだ何にも知らなかったなあと思い、また普段の生活でもカフェなど行くとインテリアや雰囲気、ドアやサッシなど見る様になってしまいました👀時がたつのはあっという間ですね。

今回はそんなおしゃれなインテリアを作るにはかかせない、装飾窓の「FIX窓」についてご紹介しようと思います!性能などの難しい話は極力しないので、家づくり初心者の方も是非ご覧ください!👍

FIX窓って何?

FIX窓(フィックス窓)とは開閉が出来ない窓の事を指し、はめ殺し窓と呼ばれたりもします。開閉ができる窓とは違い、通気や換気が出来ないので主にデザイン目的で装飾用として用いられます。一般的な窓と比べ形や大きさに自由があるのも特徴の一つです🔎

FIX窓のメリットとは

・採光性、デザイン性に優れる

本来、窓というのはガラス本体とガラスをはめる枠、開閉に使用する取手やハンドルが付いています。ですがFIX窓は開閉しないので取手やハンドルが無く、枠の太さも最小限で抑えられているので取り付けた際にガラス一枚の様な非常にスタイリッシュな見た目になります。

また、2階に大きな窓を付けようとすると落下などの危険性の問題から付けられないこともあります。ですが開閉が出来ないFIX窓なら落下の危険性が無いので上部に大きな窓を付けることができ、陽の光を家の中に沢山取り入れることができます⛅

・吹き抜けとの相性が良い💯

先ほど説明したように、2階に大きなFIX窓を付けることで陽の光が沢山入り込みます。吹き抜け部にFIX窓を配置することで吹き抜けに面するLDKや2階の廊下などすべてが明るくなり、日中は照明が無くても明るい生活ができます🏡

・防犯面に優れている🔑

こちらは上記の内容に付随してくる効果なのですが、まずもって開閉が出来ないので鍵の閉め忘れ等発生することが無く、空き巣や窃盗などの侵入を防ぐ効果があります。ガラスを割られない限りは出入りができないので防犯面でも優れていると言えます。

FIX窓のデメリットとは

・断熱性、気密性が壁に比べて下がる

開閉できないとは言えど窓の一種なので、壁にスペースを空ける必要があります。これにより壁に開口部が出来てしまうのでその分の断熱性や気密性は純粋な壁に比べると落ちてしまいます。

ですがこちらの問題は使うFIX窓を工夫することである程度解決することができます。例で挙げると弊社で使用している窓の一部には「高性能樹脂窓 EW」「サーモスII-H/L」など性能の良い窓を使用することで、窓本体に起因する住宅性能の劣化を抑える工夫をしております。

・お手入れがしづらい

FIX窓は開閉が出来ないので基本外面を拭きたいときは外からしか掃除が出来ません。場合によっては専門の業者に依頼しないと難しい場合もあります。ですが、開閉に使うレールや鍵、ハンドルは無いのでその点ではお手入れはしやすいと思います。見た目だけで決めるのではなく、住んだ後のメンテナンスまで考えてご提案させていただきます。


FIX窓の事についてわかりましたか?せっかくこだわりを詰め込む注文住宅を設計するなら、こういった細かいものも知っておきたいですよね。私は完成した住宅の撮影もするのですが、大きなFIX窓がある部分はやはり見た目が良く、外の景色が絵画の様に見えお気に入りの場所でもあります。ついシャッターを多く切ってしまいます📸

先ほどのデメリットも踏まえつつ、お客様に最適なご提案をさせていただきます。家づくりのご相談ぜひお気軽にお問い合わせください!

ライター:詳細設計・Web広報 天野

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