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2024.10.06
スタッフブログ
絶対に間違ってはいけない、優先順位とは?!
少し考えてみてください。
今、世の中にあるたくさんの「形のある物」は、そのほとんどがいつかは無くなっていきます。
お気に入りだったスニーカーやハンドバッグ。 また、想い出がたくさん詰まったアレコレ…。

古くなったものは傷みがあるとして廃棄され、そして新しいものが登場し、それもまた廃棄されて
いきます。
建設(建築)業界でも同じことが繰り返されています。

正にこれが日本の間違ったスクラップアンドビルドの世界です。
傷んだものを壊し、再建することが悪いわけではありません。
が、、、しかし、、、せめて、、、 → もう数年!いや数十年先でもー/////////////.。
これは本当に避けられないことなのでしょうか?
住まい造りに求める二大要件に、高性能(省エネ)や高耐震が挙げられます。
これらは確かに、とても重要な事です。
ただ、高性能も高耐震もすべてはベースである建物の耐久力に左右されるということです。
耐久性こそ最も重要な要件なのです。
私たちが暮らすところは、海外ではありません、日本なんです。
地震大国であり、また高温多湿な気候を踏まえ、先ずはその条件にマッチした材料を選択する事。
それにより、古くなっても傷みが少ない耐久性の高い、建物(ベース)が造られた後、
そのベースにこそ生きる「高性能+高耐震」を備えていく。
これこそが、正しい優先順位であると考えています。
限られたご予算の中で、すべてを叶えられないとしたら、いったい何を一番に望むべきなのでしょう
か?。
答え:それは間違いなく、耐久性です。
ライター:代表 鈴木正人