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新築に欠かせない地盤の話
こんにちは。営業の長谷川です。
まだまだ残暑が厳しいですね!雨が降ると少しずつ気温が下がっている気がするんですが・・・。
先日の台風の影響による大雨も酷かったですね。焼津では道路が冠水し、久能のイチゴ畑も
土砂崩れが起きましたね。大雨による災害も年々酷くなっています。損害保険会社も災害の
多さから来月から火災保険料を見直しをします。それだけ災害が増えているという事ですよね。
家を建てるときは災害に対して強い家にされたい方も多いと思います。
住宅の高耐震化が進み、弊社でも耐震等級を最高等級の3にし、プラス高耐震力を維持する制震
ダンパーを標準装備しています。さらに、建物自体の高耐久性を持たせる為に腐らない柱のハウ
スガードシステムを標準としています。ハウスガードシステムのお話は以前にもさせて頂きました
ので今回は割愛します。
このように、建物が強く安全になってきています。その建物が建つ地面についてのお話をさせて
頂きます。
お家を新築する際にはほとんどの建築会社が地盤の強度を調査するのはご存じでしょうか?
地盤調査と言いますが、これは土地(地盤)に計画している建物を支える強さがあるかどうかを調査し
ます。その強さの事を「(地盤の)支持力」と言います。
「支持力」が大きいと地盤は壊れないという事になり、小さいと地盤が壊れて建物が傾く等の大変な事
になります。
しかし!
こんな事は滅多に起きないんです!!
知っていましたか?
実は、建物の基礎の下にかかる圧力って意外と小さいんです!
下の絵を見て下さい。
数字が大きい程、圧力が地面にかかっている事になるんですが、
びっくりしませんか?
建物のベタ基礎って人が両足で立っているより圧力が小さいんです!
あひるの次って!と思いませんか?
でも、実際に建物の地面にかかる圧力って意外と小さいんです。
ですが!
実際には地盤が理由で建物が傾く不同沈下は起きているんです!!
原因は?
土質です。
不同沈下の事故の原因の約75%が土の質なんです。
盛土の状態が悪かったり、腐植土だったりと土の質によるものが多いんです。
どうすれば良いのか?
それは、地盤調査の際には地盤の支持力だけでなく、
土質を知る事です!
土質が分かると正確な地盤調査が出来る事で調査結果にも安心する事ができます。
もし地盤改良の判定が出ても土質にあった地盤改良工事ができます。
さらに、この調査方法では土質まで分かる為、不要な地盤改良が減る事になります。
弊社では、安心して永く暮らして頂きたいという想いから、耐久性の高い建物を建築し、
地盤調査も土質が判別できる調査を行っております。
今回は家を支える地盤のお話でした。