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2024.09.14 スタッフブログ

掘りごたつ式

設計の戸石です。本日は掘りごたつ式というキーワードでお話ししたいと思います。

掘りごたつというのは、皆様ご承知のとおり、和室の畳の一部床を掘り込んで、足を伸ばせるようにしたコタツのことですが、この-コタツ-は要らないが床を堀り込みたい(掘りごたつ式にしたい)というご要望をいただくことがあります。

掘りごたつ式というものには、いろいろな形があり、ライフスタイルに合わせた形をご提案していくのですが、基本的には-カウンターの前に座った時に、テーブルのように足を伸ばせる-という形が共通していると思います。今日は、弊社で施工した「掘りごたつ式」の一部をご紹介します。

上の写真は、ダイニングスペースを畳とし、キッチンとの境のカウンターを掘りごたつ式にした例です。床を掘り込むのではなく、畳の高さを上げて段差を作り、足を伸ばせるようにしたという形となります。ダイニングスペースを畳にするというのも珍しいですが、とても使いやすそうな空間となっています。

上の写真は、ダイニングテーブルのイスを畳のベンチのようなもので製作した例です。床面から、畳の面の高さをあまり上げたくないというご要望があったので、テーブルの足元の床を少し掘り込んで、ベンチの高さを確保しているという形となっています。ちなみにこのテーブルは取り外しができて、畳を敷くことができます。テーブルを外して畳を敷くと、3帖の小上がり畳スペースとなります。ちょっと遊び心のあるスペースとなっています。

上の写真は、スキップフロア中2階の下の余った空間をゲーミングスペースとした形です。こちらは、1Fの床を掘り込んだ形です。余ったスペースでも、これだけ活用できるという面白い例ですね。

上の写真は、書斎スペースとして足元を掘り込んだ形です。写真では見えづらいですが、カウンターの足元が掘り込まれています。書斎スペースを座卓にしたいという方も多いですが、こういう形で足を伸ばせれば、疲れにくくていいですね。

いかがでしたでしょうか。今日は、-掘りごたつ式-についてお話しましたが、掘りごたつというワードとは少しイメージが違ったかもしれませんね。コタツというものを使いたいというケースが最近では極端に少ないですが、この足元を掘り込みたいというご要望は、今も昔も、一定数はいらっしゃいますね。こういう使い方をしたいというご要望があれば、ぜひ我々にお話ししてみてください。

                                         設計 戸石

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