blogブログ
2024.06.10
スタッフブログ
木造の寿命は「菌」と「錆び」次第なんです!?
ここ最近、湿気で蒸し暑くなってきましたね。
こんにちは、代表の鈴木でございます。
以前(2024.03.31)投稿でお話ししました「腐れ」について
もう少しだけ理解を深めていただければと思い、しつこくなりますがお話しさせてください。
特に難しいお話はいたしませんので、気楽に聞いてくださいね!
さて、木造の建物は「木材」だけで出来ているわけではありません。
使われる材料の内、建物の寿命を左右する主なものは、「木材」と「金物」ではないでしょうか。
今回は、その「木材」について触れてみたいと思います。
「木材」は、木造建物の「骨」であり「かなめ」です。
そして「金物」は、その「かなめ」である「骨」を支える「関節」
のようなもの。
★ 木材が腐る = 骨粗しょう症
ちなみに、私の言う 「建物の寿命」 = 「耐久力」 = 「健康寿命」
以前にもお話ししましたが、木が腐る原因は、腐朽菌(ふきゅうきん)でしたね。
その腐朽菌は、まさしく「菌」なので その繁殖を抑えるためには、菌そのものを
やっつける(殺菌/滅菌)すれば良いのでしょうが、腐朽菌というのは空気中のいたるところに浮遊して
いて、この世から根絶しない限り 一時的にやっつけても また繁殖してしまうんです(泣)。
なら、どうしたらいいんだよ~~(怒)
ですよね?
はい、簡単です!
緑の柱を使えば良いんです!
こちらは、緑の柱を使った木製バルコニーの画像です。
17年間以上、雨ざらし・野ざらしですが、腐ることもなく この状態を保っています
木材ですよ! 考えられますか?
でも、事実なんです。
金物については、次回またお話しさせていただきますね。
ライター:代表 鈴木