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改めて感じた地震に強い家の耐久性の重要さ
こんにちは。ホームページをリニューアルしてはじめてのブログを書きます。
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今年は新年1月1日から大きな地震がありました。
震災により被災された皆さまに、心よりお見舞い申し上げます。被災地の一日も早い復旧を
心より祈念いたします。
阪神大震災は1月17日、東日本大震災は3月11日、アメリカ同時多発テロは9月11日・・・。
なんか1が続く日が気になるのは私だけでは無いと思います・・・。偶然ですよね。
地震は怖いですよね。私も阪神大震災の時、京都の実家にいました。1995年1月17日の朝、
2階で寝ている時に突き上げるような衝撃で体が宙に浮いた感覚を覚えています。瞬間的には地震
とは分からず何が何だか分かりませんでした。大きな横揺れが始まり何とか階段を下りたのですが、
20代でしたから平衡感覚もあったんでしょうね。1階につくと、ビンや陶器が落ちて床は破片だらけ
飼っていた熱帯魚の水槽の水はほぼ半分に。
この時は照明は点灯し、テレビも映ったんですが5分後には停電になりました。
幸い建物に大きな被害はありませんでしたが、近所には多数の一部が壊れた家やブルーシートで覆った
家がありましたね。
今回のように大きな地震の報道の度に住宅の耐震性という耐久性の重要さを再認識します。
家作りを検討されている方もやはり耐震性は重要と考えますよね。
住宅会社の人に耐震等級は最高等級の3ですって言われる事も多いと思います。
もちろん私たちも耐震等級3の建物を建てているのですが、重要な事は30年後も40年後もずっと、
その強度が維持できる耐久性があるかどうか?だと思います。
ここに阪神大震災の時のデータがあります。
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このグラフを見るとびっくりします!
グラフの様に柱自体にシロアリ被害や腐朽(腐敗・腐食)被害にあった家の、
なんと!9割もの家が全壊しているんですよね。
これって、耐震金物が付いている柱自体が腐朽していたらそもそも耐震性能って
どうなっているの?????ってなりますよね。ちょっと怖いです。
そこで、私たちはこのシロアリ被害や腐朽被害にめちゃくちゃ強い「緑の柱」を使って家を建てて
います。
この「緑の柱」は半永久的に腐らず、シロアリにも食べられない構造材なんです!!
私も、半永久的に腐らない木材ってあるの?って思いました。
でも、あるんですっ!
・腐らない理由
緑の柱には腐食の原因になる細菌類を死滅させる薬剤が柱に加圧注入されているからです。
・シロアリに食べられない理由
腐食をさせない薬剤の加圧注入という防蟻処理が有効なんです。この加圧注入されている薬剤
は「マイトレックAQC」という物で、「塩化ベンザルコニウム」と「銅化合物」が主成分で出
来ています。この2つの薬剤の強い殺菌力でシロアリが食べると腸内で栄養を吸収できなくな
り死滅する為、シロアリは食べないのです。
なかなか難しい話ですみません。
このカタカナの薬剤名を聞くと人体にも影響があるのでは?って思いますが、この薬剤は、目薬、歯磨
き粉、ウエットテッシュ等に使われていて、シロアリにとっては強力な有害な物ですが、人体には安全
な薬剤なのでご安心下さい。
薬剤の加圧注入ってどんななの?ってなりますよね。
一般的な防蟻処理は柱の表面に薬剤を塗ります。
下の写真が一般的な防蟻処理。柱の表面にしか薬剤はありません。この薬剤は水で流れ落ちます。
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下の写真が「緑の柱」。薬剤が柱の中まで浸透しているのが分かります。(緑色になっているのが薬剤)
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あきらかに違いますよね。
この「緑の柱」で住宅を建てれば、強い耐震性能が半永久的に持続できるのです。
私も経験した阪神大震災で倒壊した家の9割がシロアリ被害や腐朽被害を受けていた事を考えると、
その他にも倒壊した要因はあるかもしれませんが、建物の耐震性を維持させる耐久性って
めちゃくちゃ重要と私は思います。
まだまだシロアリが木を食べるスピードや木材の腐朽に関する話等、私がびっくりしたお話を
させて頂きたいのですが、長くなってしまうので今回はこの辺にします。
次回はシロアリや木材の腐朽のびっくりするお話をします。
では。営業の長谷川でした。