注文住宅は、フルオーダーやセミオーダーや規格住宅という種類に分けられ、それぞれにメリット・デメリットがあります。
セミオーダーや規格住宅はある程度、使用する部材や採用する性能などの標準仕様が決められていたり、または家の形や間取りも規格として決まっていたりします。それに対して、仕様や規格の縛りがなく、完全な自由設計で1からお客様ごとに最適なプランをつくり上げていくのが、フルオーダーの家づくりです。
セミオーダーや規格住宅では、こだわりや要望をあれもこれもと詰め込んでいくと、「これは仕様で決まっているので、できません」とストップが掛かってしまうケースがありますが、フルオーダーならその心配はありません。
お客様の個性あふれるこだわりを大切にしながら、最大限に自由でわがままに楽しんでいただけるのが、当社の「Free Style」です。
ネッツデザインは創業当初より「同じ家族はいないからこそ、家族にとって最適な家を1棟1棟オーダーメイドで造る」という考えのもと、フルオーダーでの家づくりに取り組んできました。
今ではお客様に合わせて幅広いラインナップでの家づくりを行っていますが、私たちの家づくりのルーツは1からプランを作り上げるフルオーダーでの家づくりです。数々の家づくりを自由設計でお手伝いさせていただいた実績から、お客様のライフスタイルをしっかりと共有させていただいた上で、当社自慢の設計力で、最適なプランをご提案いたします。
ネッツデザインのFree Styleは、間取りや素材に決まった規格がない、完全フリーの家づくりです。お客様のご要望に合わせて、空間を自由に捉えて柔軟なご提案をするために、工法は設計の自由度が高い木造軸組工法を採用しています。
日本古来から用いられてきた伝統の工法で、在来工法とも呼ばれます。
日本伝統の建築が今もそのまま残っているように、耐久性もあり日本の気候風土にも合った工法です。構造を面で組み上げる2×4工法と違い、柱と梁で組み上げる工法のため、空間を自由に捉えやすいのがメリットです。
家づくりには土地選び→設計→施工と様々な工程があり、その都度様々な業者を介さなければいけないケースがあります。不動産会社と工務店と設計事務所の3つの機能を持つネッツデザインなら、家づくりにおけるあらゆる工程をワンストップでご対応ができます。
家づくりにおいて、工務店・設計事務所・ハウスメーカーはそれぞれ長所と短所がありますが、私たちの家づくりは工務店・設計事務所の良いとところだけを取り入れ、更に不動産会社としてのアドバンテージも活かしながら、オンリーワンの家づくりをご提案できます。
気密性・断熱性・耐震性といった住宅性能は高水準に確保して、土地の提案から設計、施工までをワンストップで、自由に高品質に対応いたします。
私たちが家づくりを行う上で、常々大事にしているテーマやキーワードがあります。
「不変のデザインであること」「永く住める家であること」
こういったことを大切に、私たちは家づくりをご提案しています。
完成した時だけ満足のいく家、住み始めた時だけ愛着の湧く家ではなく、末永く家族とほどほどに幸せに暮らしながら、ずっと住まいにも愛着が持てる、そんな暮らしをつくりたいと思い、私たちは家を創っています。
そんな思いを込めて1棟1棟設計をしています。
構造にはハウスガードシステムの「緑の柱」を使用しています。
木材は、国産の木材であっても時間が経てば腐ってしまったり、シロアリに食べられてしまう可能性があります。
新築時だけ強い家ではなく、いつまでも安全に家族を守れる家を建てるため、ハウスガードシステムの腐らない・シロアリにも食べられない緑の柱を採用しました。国産無垢材に木材保存剤を加圧注入し、天然乾燥させた腐らない柱です。腐れやシロアリに強いだけでなく、反りやひび割れにも強い木材となっており、⻑く安全な家を建てる上では理想的な建材となっています。ネッツデザインでは、家を支える1階の柱・筋交い・間柱・大引・根太・土台部分のすべてに緑の柱を使用しています。
ネッツデザインはすべての家を耐震等級の最高ランクである「耐震等級3」を取得できる性能で建てています。
耐震等級は、一般的な戸建て住宅の場合、震度7でも倒壊しないという基準を満たせば「耐震等級1」が取得できます。私たちが建てる家は、その1.5倍の強さを持ち、消防署や警察署などの防災拠点や避難所となる施設と同等の耐震性能だと認められる「耐震等級3」が基準です。
地震大国の日本だからこそ、1度の強い地震だけを想定していてはいけません。度重なる地震から家族を守れる、永く住める家にするためにも、耐震等級は最高等級の家づくりを仕様とさせていただいています。
耐震工法は建物を地震に強い構造や工法で建てることを指しますが、建物自体を揺らさない「制震」の考え方も重要です。制震とは制震ダンパー等の制震装置を設置することで、建物自体が地震の揺れを吸収・抑制するようにする技術です。耐震性能だけでは建物にダメージが蓄積していき、繰り返しの地震に弱くなってしまう可能性がありますが、建物自体の揺れを制震技術で抑えることで、繰り返しの地震に対して強い家にすることができます。
また建物自体を揺らさないようにすることで、地震の際に起こる家具や家財の破損といった事故を防ぎ、ご家族の財産を守ることにもつながります。
永く豊かに暮らすという私たちの思想のもと、制震ダンパーを全棟に採用しております。
